九州の鮎釣りキチ代表のSAMURAIです。
今回は、鮎釣り解禁を迎えるにあたり、
SAMURAIにとっての刀ともいえる「我が愛竿」を少しだけ紹介しておきます。
これから増えるであろう、関東関西の遠征組の皆さんにも、
SAMURAIのような地元民がどんな竿で鮎シーズンを過ごしているのか、
参考になれば幸いです。
侍は1シーズン2本でやり過ごします!
これはSAMURAIのみならず、周りの名手達もこのようなパターンが多いのですが、
大抵、1シーズン2~3本でやり過ごしてますね。
初期用と尺鮎用、リッチな人は盛期用を別に…みたいな。
SAMURAIは鮎竿はシャキ感の強いシマノ派ですので、2本ともシマノです。
(ヒラマサ用のリールはダイワのソルティガしか信用しないけどw)
【初期~盛期】(18~26cm程度)
先掛RS90 タイプH(H2.9)
【終期】(尺鮎狙い)
激龍85 荒瀬LIGHT(H3.2)
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基本的にはこの2本をパワータイプの替穂を交えながら使ってます。
解禁してすぐに矢部川の野鮎は22~23cmに成長するし。
個人的には、RS穂先(ソリッド)を使った瀬での泳がせが好きで、尺狙いの時期にも度々使ってます。
最初のオトリ取りにも、養殖に激龍じゃ少しキツイ部分もありますし。
ただ、コテコテの荒瀬を釣る時には、さすがに激龍を使って大鮎と真っ向勝負するような釣りをしてますね。
長さも案外85って丁度良かったりしますし。
激龍の85は、我がホーム、矢部川のために開発されたような気さえしますw
シーズンのほとんどでお世話になるこのRS穂先ですが、
世間一般的にはイマイチ不人気のようで…
ソリッド穂先ってそんなにダメか?
これをまず問いたい。
巷じゃソリッド穂先といえば…
・感度が劣る。オトリの動きが分からん。
・チューブラに慣れると気持ち悪い。
・引き抜きが難しい。
・針掛かりが悪い。
かの有名な高橋○次名人に至っては、「ソリッドは時代遅れな穂先」だと何かの雑誌でおっしゃってましたが…(^^;
こらこら!待てぃ!!
ソリッドにはソリッドの良さががある!
というのが持論なんですよね。
まずSAMURAIがソリッドの最大のメリットと感じるのは、
オトリが長持ちする!
瀬に入りやすい!
これは明らかに感じます。
特に矢部川のように鮎が薄い川だと、オトリ継ぎも簡単じゃなくて、
オトリをいかに長持ちさせるか、というのは結構重要なポイントだと思ってます。
別に鮎師の全員が1~2匹を争うトーナメンターってわけじゃないですし、
「1日遊べりゃそれで十分!」って方も多いと思いますし。
土用隠れの時期は、遠征組の方が、ビンビンの剛竿持って、オトリのオカワリしてるの良く見かけますよ…w
そう考えると、鮎の薄い川は、ソリッド穂先の優位性は案外高いと思います。
またオトリが穂先で弾かれない分、瀬の馴染みも良くなる印象がありますね。
2割増しで瀬に入りますw
ソリッド穂先を使うコツ
ってことで、ソリッド穂先を使いこんできて、自分なりにコツ的なものをまとめたいと思います。
一番重要なのは…
穂先の位置は、穂先じゃないと思え!
ですねw
意味分からんと思いますが、
画像でいえば、赤丸あたりをチューブラでいう穂先だと思って操作するってことです。
先っちょは、オトリの動きに合わせてピヨピヨ動きますが、これが使い方では良い働きをしてくれてるわけで、
それが気になるなら、強制的に見ない&気にしないw
これが一番かとw
オモリが使いにくいって話もよく聞きますが、赤丸あたりを穂先だと考えれば、そんなチューブラと比較しても、ダレ感はないですよ。
むしろ瀬に入りやすい分、オモリを1ランク落とせると思います。
仕掛けはビンビン丸で!
これも一工夫で対応できます。
SAMURAIもソリッド穂先を使い始めた当初は、「釣れるんだけど、なんか感度がダルいな~」と良く感じてました。
ただ、よくよく考えると、穂先がこれだけピヨピヨなわけですから、
仕掛け全体のショックアブソーバーを穂先がある程度やってくれるわけですよね。
SAMURAIは、大鮎釣りのキモは仕掛けのショックアブソーバーをいかに作るか、だと思ってますが、
これまでフロロ天井糸だったものをPEに替えました。(ソリッド使う時限定ね。)
PEはほとんど伸びがないので、これだけで全体の感度はかなり上がりましたよ。
張りがないので、雨の日は竿に張りついてイライラしますけどww
天井糸をPE、水中糸をメタル。
素人の釣りなら、これだけで十分な感度を得られると思いますけど…。
アタリがあってもすぐ竿を立てるな!
これは少し厄介なヤツですw
チューブラの感覚でソリッド穂先を使うと…
「ガガガン!よっこいしょ……あ、あれれ~??」
そうなんです。
あの鮎釣りの醍醐味「ガガガン!」だけじゃ案外掛かってないんです。
恐らくソリッドのピヨピヨ穂先が、衝撃を吸収しすぎて野鮎にしっかり針が食い込まないんだと思います。
瀬の流心を釣ってる分には、流れの抵抗もあってバレは少ないのですが、
少し緩い流れを釣ってるとホント良くバレたものです(^^;
この場合のコツは、「ガガガン!…少し我慢してよっこいしょ」作戦です。
ガガガン!とアタリがきたあとに、上竿のまま溜めます。
そして針掛かりしたのを確認して竿を立てる…そんな工夫が必要ですw
いや…確かにその点はメンド臭いかもww
昨年の夏も、ついクセで竿をすぐ立てて何度バラしたことかw
川の中で「あっまた早漏やった!」と何度も呟いたような…
でもソリッド穂先はメリットが勝る!?と思う
確かにソリッド穂先…メンド臭い一面もありますよ。
ただ、ソリッド穂先のメリットとデメリットをテンビンにかけた場合、やはりメリットが上回ると思います。
だって…チューブラで釣れなかった鮎が釣れるんだもん(^^♪
追いの悪い鮎が、穂先で色々小細工やってると追ってくれるんだもんw
初期の20センチくらいのおチビちゃんでも、
チューブラのH3なら全く楽しめませんが、ソリッドのH2.9なら多少楽しめるんだもんw
おかげで初期に使ってたH2.75の竿は、昨年売りましたww
今年からシマノは、先掛を廃盤にして、同価格帯のプロセレクトに完全移行したようですが、
プロセレクトRS…価格帯の割に良いと思いますよ!!
恐らく先掛RSをベースに改良してんだろなー。
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この性能で10万円ちょいなら、「買い」だと思います。
SAMURAIも先掛がダメになった時は、コイツを検討するでしょう。
RS穂先に興味がある方、是非ご検討を!!
ソリッド穂先…釣れます!!
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