球磨川の鮎釣りキチのSAMURAIです😊
今回は、以前からずーっと気になってたライトスタイルについて、
ちょっとだけ私見を。
先日の球磨川釣行でのこと。
この2日目の朝に、3人で来られた方から
「ブログ見てまーす」
とありがたくお声かけいただいたんですが、
(朝はテンション低めですみません。。夜型なんでw)
お連れの方が1名が初心者さんで、
格好が『ライトスタイル』😅

「球磨川舐めたらマジ死にますよー」
と、お声かけはしましたが、本人は
「楽しかったらちゃんとしたヤツ揃えます」
って言ってあって、連れの方も
「危ないとこは入らせないんで・・w」
ってことでしたけど、
いや・・初心者さん、
アナタはホントの川の怖さ知らんやろ・・😅
命は1個しかないんぞ。。
あの日、お会いした方は、
気を悪くされるかもしれませんが、
ホントに危険と隣り合わせの釣りでもあるので、
ちょっとだけ啓発用の記事を。
素人とベテランの差は釣技だけじゃない
鮎釣りにおいて、初心者とベテランは
当然、釣技において圧倒的な差があります。

ただ、釣技のみならず、
「ここはちょっとヤベーなー」
なんてあらかじめ危険を回避する能力や、
実際に危機に瀕したときの対処だったりには、
それこそ釣技以上に初心者とベテランでは、
命を守れるスキルには圧倒的な差があると思います。
特に鮎釣りは、
ライフジャケットなしで川に立ち込むこともあり、
死亡率がとにかく高い釣りです💀
事実、毎年のように、鮎釣りやってる方が
川で死亡する事故があってますよね💀
しっかりしたタイツを履いてても怪我をする
昨日8/25は、矢部川尺鮎会のクラブの大会だったので、
増水して水量多めの矢部川で、
午前中だけ竿を出しましたが、
実は私も、とあるポイントに入る際、
護岸際の絞り、腰くらいの水深の急瀬を切ってると
20mくらいちょいと流されました😅
その際に、完全に体制を崩して、
ヤバいと感じたので、
テトラに足を当てに行きましたが、
しっかりしたタイツの上からガンと当てても、
ヒザがボッコリ腫れてます💧
当日は、無事ポイントに流れ着いても、
痛くてしばらく動けませんでしたw
(その後も痛すぎて、オトリ交換の際、左膝がつけないという・・)
初心者さんが同じような危険に遭った時、
たぶんパニックになって、
足をぶつけに行ったりできないだろうし、
テトラに頭なんかぶつけたら、一発アウトです💀
実際には、色々考えるヒマなんてない、
一瞬のことなので、本能的に動けるか、否かという世界ですが、
まー初心者さんには到底無理だと思います。。
トロ場でも危険はゼロじゃない

トロ場だから安全・・なんてことも思ってはいけません。
私は以前、瀬肩のトロっぱでオトリ取りをしてるときに、
根がかりを川の中に外しに行って、
コロガシの仕掛けが足に刺さったことがあります・・

しかも相手は極太仕掛け。
ちょっと引っ張ったくらいじゃびくともしません💧
タイツには2本くらい針が食い込んで、もう地獄。。
トロとはいえ、水深が腰くらいになれば、それなりに押しはキツいです。
そして、すぐ下は荒瀬がありました。

あの時は、足の力で、チカッパ引っ張ったら、
12号くらいの針が折れてくれたので助かりましたが、
一歩間違ったら、あの場で私は溺死してますよ💀
ライトスタイルみたいなペラペラの装備じゃ、
きっと12号針がスネに食い込んでまっせ・・😅
ちなみに、それも「球磨川」でした。
コロガシやってる河川は、ホントに注意しないと❗️
たまーにありますので。。
素人のライトスタイルはダメ!絶対!
諸悪の根源は、「ライトスタイル」なんてのを銘打って、
ライトユーザーを狙った某メーカーだと思います。
(最近はイシダイ釣りまで、ライトイシダイなんてことを💢
希少な魚をあんなチビ釣りまでやってたら、いよいよ資源枯渇するぞ❗️)
ベテランが釣り場をしっかり分かった上で、
ライトスタイルでやる分には、別に文句ありませんよ😃❗️
でも、あれってメーカーがマーケティングで狙ってるのは、
素人の若い子でしょ・・
若いヤツは、なんも分からんで、荒いとこ入っていくで・・💧
せめて、
『水量の少ない川のチャラ瀬くらいまでよ・・』
的な条件も一緒に出してくれたら・・と思います。
川で遊ぶ以上、用心はしすぎても足りないと思います😊
間違っても、初心者が
球磨川みたいな水量モリモリの河川で
ライトスタイルなんかやっちゃダメです。
ホント事故のもとになります。。
初心者の皆さん❗️
アナタの命は1つしかありません❗️
ライトスタイルなんて舐めた装備で、川に入っちゃダメです。
アナタが知らない恐怖が川にはたくさんあります。
装備はお金をかければナンボでも整うんやから、
しっかり準備してから遊びましょう。
ライトスタイルが鮎釣り中の事故に繋がらないこと、
そして、若い命が失われないことを切に願います🙏
というわけで、私自身も激流の大鮎釣りが大好きなので、
自戒の意味も込めて、記事起こしました😊
ベテラン組も安全第一で、
最高の大鮎シーズン楽しみましょ❗️❗️